小山MIRAIフェス
- とちっコ未来育進会 事務局
- 2024年10月20日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年11月1日
令和6年10月20日、小山MIRAIフェスに参加してまいりました。このフェスは、地域でご活躍されている農家さんや浅野小山市長との交流を目的に開催され、実際に会場に足を運び、リアルな場で市民の一人として参加する機会をいただきました。
今回、特に「田園環境都市おやま ゼロカーボン・ネイチャーポジティブMIRAIフェス」のトークイベントに参加し、小山市長との「井戸端会議」にも参加させていただきました。テーマは「ゼロカーボン・ネイチャーポジティブについて」。私自身、小山市の環境政策や社会経済への取り組みに関して意見を述べさせていただく貴重な場でした。
ゼロカーボンやネイチャーポジティブに関する議論の中で、森林の土地を開拓して太陽光パネルを設置する点には個人的に疑問を感じることがありましたが、今回は一度きりの直接質問の機会であったため、小山市の「オーガニックビレッジ」に関連して、学校給食の有機化の現状と進捗状況について質問いたしました。市長からは「有機米の生産がまだ十分に追いついていない現状」との返答をいただきました。
また、「とちっコ未来育進会」では給食のオーガニック化を目指すプロジェクトを進行中で、12月には大規模なイベントを予定しています。このプロジェクトの目的は、慣行農業との二項対立を避け、有機農業や自然農法の重要性を消費者に理解してもらうこと。さらに、現代の農業が環境に与える負荷を考える機会を提供することにあります。
市長の返答を受けて、食や農業に関する市民の意識を深めていく必要性を、改めて感じました。私たちの団体はこれまで、教育・食・農業・医療と幅広い分野で活動してきましたが、食と農業はまさに「生きること」の根幹であり、教育にも深く関わるテーマであることを痛感しています。健康な心と身体を育むためには、まずは健全な食生活を整えることが大切であり、それを支えるのが環境に優しい農業です。また、私たちが健康に生きるためには、微生物の世界とのつながりを大切にし、自然の循環に寄り添った食のあり方を追求していくべきと考えます。
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