top of page

新代表 野口亜樹 よりご挨拶

「愛と調和に包まれる世界を、とちっコから」

みなさま、こんにちは。
このたび「とちっコ未来育進会」の代表を引き継ぎました、野口亜樹です。

とちっコの活動を通してこれまで紡がれてきたたくさんの想い、
食や農、教育や医療、そして人と人との絆。

そのすべてが「いのちをつなぐ愛の循環」としてここに息づいています。

私は、これまで心理学の学びを通して「心の位置(ポジション)」を整えること、
すなわち恐れから愛へと意識を移行させることの大切さを伝えてきました。

その中で気づいたのです。
私たちがほんとうに癒され、輝くためには、
心と体と地球、そのすべてがひとつとして響き合う必要があるのだと。

それはまさに「ワンネス」という言葉に集約されます。

私たちは、ばらばらではなく、もともとひとつ。
あなたの笑顔が、誰かの希望を照らし、
あなたの優しさが、地球の未来をやさしく包みます。

とちっコは、そんなひとつのいのちとしての生き方を、
この栃木という大地から広げていくための場所です。

食を通して、いのちの循環を感じ、
農を通して、大地とつながり、
教育を通して、心の自由と自尊心を育み、
医療を通して、身体と心の声を聴き、
そして、日本の歴史や祈りを通して、
「愛と調和」という人間の本質を取り戻していく。

それが私たちが描く、新しい「未来育(みらいいく)」の形です。

私たち大人が、自分を愛し、他者を尊重し、
地球の声に耳を傾けながら生きる姿を見せていくことで、
次の世代の子どもたちは自然と、生きる喜びを思い出します。

だからこそ、今こそ、とちっコは
「社会活動」から「意識のムーブメント」へと進化します。
それは何かを変えるのではなく、本来の調和を思い出すこと。

誰かを責めるのではなく、
誰かを救うのでもなく、
すでにある愛を見つめ、そこに光を当てること。

とちっコのこれからは、愛と光の両輪で歩みます。

農園での一粒の種まきが、未来への祈りであり、
子どもたちの笑顔が、世界平和の象徴であるように。

私たちは、ひとりひとりの心の中にとちっコという種を蒔きます。
それは、恐れから愛へ、分離から調和(統合)へとと還る小さな革命。

この活動に関わるすべての方々とともに、
地球が微笑むような、優しい未来を創っていきたい。

どうぞこれからも、「とちっコ未来育進会」を、
あなたの心のふるさとのように感じてください。
そして、愛と調和に包まれる世界を、一緒に広げていきましょう。

2025年 11月吉日
とちっコ未来育進会 代表
野口亜樹

bottom of page